ネットで販売できるのは、処方箋がいらない一般用薬（OTC薬）だけだ。一般用薬は、リスクの違いによって3つに分けられているんだ。
分類 説明 例
第1類薬 副作用などのリスクが特に高い薬。薬剤師が確認して情報を提供する義務がある。 H2ブロッカー入り薬、一部の育毛剤、禁煙補助薬など
第2類薬 まれに健康被害が起こる可能性のある、比較的リスクの高い薬。薬剤師の確認や情報提供は努力義務だよ。 風邪薬、解熱鎮痛薬、胃腸鎮痛薬など
第3類薬 リスクが比較的低い薬。薬剤師の確認や情報提供は努力義務だよ。 ビタミン剤、整腸薬、一部の鎮痛消炎剤など
ただし、処方箋が必要な医療用薬は、薬剤師がいてもネットで販売できないんだ。一方で、育毛剤や栄養ドリンク、制汗剤などの医薬部外品や、サプリメントなどの食品は、一般薬には含まれないから、薬剤師や登録販売者以外のスタッフでも売ることができるんだ。
ネットショップで売る薬は実店舗でも売ってるんだ。
薬をネットショップで貯蔵・販売するだけじゃだめだよ。法律では、実店舗でも同じものが貯蔵されていて、実際に陳列・販売されていることが求められているんだ。
